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電気工事士が副業で電気代診断サービスを提供する方法と単価設定

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電気工事士が副業で電気代診断サービスを始めると、1件あたり5,000〜30,000円の報酬が得られる。本記事では、具体的な単価設定・集客方法・月収の目安を解説する。

電気代診断サービスとは何か?副業として成立する理由

電気代診断とは、家庭や中小企業の電力使用状況を調査し、節電・省エネ提案をする有料サービスだ。

2026年現在、電気代は2021年比で約40〜60%値上がりしている。家庭の月間電気代が2万円を超えるケースも珍しくない。そのため「プロに電気代を診てもらいたい」というニーズが急増中だ。

電気工事士はこのニーズに応える資格と知識を持っている。一般の節電コンサルタントと違い、分電盤・配線・機器の劣化まで目視で確認できる。これが大きな差別化ポイントになる。

診断で実際に発見できる問題点

  • 待機電力が多い古い家電の特定
  • 契約アンペアの過大設定(基本料金の無駄)
  • 漏電による電力ロス
  • 照明のLED化で削減できる金額の算出
  • 太陽光発電・蓄電池の費用対効果試算

18年の現場経験から言うと、一般家庭の約7割は契約アンペアが最適化されていない。これを是正するだけで月500〜1,500円の節約になるケースを何度も見てきた。

副業の収益柱として電気代診断が機能する理由はもう一つある。診断後の工事案件につながる点だ。エアコン取り付け・LED交換・分電盤交換など、工事の受注につながれば1件で数万〜数十万円の追加収益になる。電気工事士の副業請負単価の相場も確認しておくと、診断後の工事単価設定に役立つ。

電気代診断サービスの単価設定|相場と根拠を解説

単価を低く設定しすぎると時間あたりの収益が下がる。適切な価格設定が副業成功の鍵だ。

2026年版 電気代診断の単価相場

診断タイプ 所要時間 単価 時給換算
一般家庭・簡易診断 1〜1.5時間 5,000〜8,000円 約5,000円
一般家庭・詳細診断+レポート 2〜3時間 15,000〜20,000円 約7,000円
中小企業・オフィス診断 3〜5時間 30,000〜50,000円 約9,000〜10,000円
飲食店・店舗診断 2〜4時間 20,000〜35,000円 約8,000〜9,000円

個人宅の場合、最初は5,000円のモニター価格でスタートするのが現実的だ。実績が5件を超えたら10,000〜15,000円に引き上げる。

単価を高く設定できる3つの付加価値

① レポートの作成
手書きではなくPDFレポートを用意する。「節約できる金額:月3,200円」と明示すると、顧客は費用対効果を実感できる。

② フォローアップ付き
診断後1ヶ月後に「節電効果はいかがでしたか?」と連絡する。これだけで口コミ紹介が生まれやすくなる。

③ 工事セット割引の提案
「診断+LED交換工事セットで25,000円」のように組み合わせ提案をする。工事収益も同時に得られる。

月収の目安|週1〜2件で月5万〜15万円を狙う

本業の電気工事と両立しながら週末だけ稼働する場合の収益シミュレーションだ。

【週末のみ稼働モデル:月収シミュレーション】

土日2日稼働 × 2件/日 = 月16件

平均単価:10,000円

月収:約160,000円(交通費・経費除く)

※工事受注が発生した場合は別途加算

現実的なスタートラインは月4〜6件だ。単価8,000円で月5件なら月収40,000円。慣れてきたら件数を増やす。

実際に私が現場で副業をスタートした当初は、月3件・単価5,000円から始めた。半年後には月10件・平均単価12,000円に成長し、診断後の工事も月2〜3件受注できるようになった。電気工事士の副業で月10万円を達成する方法でも紹介しているが、副業の月収10万円は3〜6ヶ月で現実的に届く数字だ。

集客方法|初案件を取る3つの具体的ルート

ルート①:既存の工事顧客へのアプローチ

過去に工事をした顧客に連絡するのが最速だ。「電気代診断サービスを始めました。モニター価格5,000円でご利用いただけます」とLINEや電話で伝えるだけでいい。

信頼関係があるため成約率が高い。10件連絡すれば3〜4件は申し込みが入る。

ルート②:ジモティーやSNSでの告知

ジモティーに「地域限定・電気代診断サービス開始」と投稿する。費用ゼロで掲載でき、地元ユーザーにリーチできる。

Instagramでは「電気代が月3,000円下がった実例」を写真付きで投稿する。電気料金明細の比較画像は非常にシェアされやすい。

ルート③:不動産会社・管理会社との提携

賃貸物件の入居者向けに「無料電気代診断」を提供するパターンだ。不動産会社にとっては入居者サービスの向上になる。

診断費用は不動産会社が負担するケースもある。1社と提携できれば月5〜10件の安定した案件になる。

電気工事士が副業案件を探す方法も参考にしながら、自分に合ったルートを選ぶといい。

診断の実施手順|現場でやること・持参するもの

持参する道具リスト

  • クランプメーター(電流測定用)
  • 検電器
  • 絶縁抵抗計(漏電チェック用)
  • 電力計(コンセント別の消費電力測定)
  • タブレット or ノートPC(データ入力・レポート作成用)
  • ヒアリングシート(印刷物かデジタル)

診断の流れ(所要約2時間の標準プラン)

ステップ1(15分):ヒアリング。直近3ヶ月の電気代明細を見せてもらう。家族構成・生活リズムも確認。

ステップ2(30分):分電盤チェック。ブレーカーの状態・アンペア設定・漏電の有無を確認。

ステップ3(40分):家電の消費電力測定。エアコン・冷蔵庫・給湯器など主要家電を実測。

ステップ4(25分):節電提案。削減金額を金額で提示。優先度の高い順にランク付けして説明。

ステップ5(10分):まとめとレポート渡し。追加工事の提案があれば見積書も合わせて提示。

副業を始める前に確認すべき3つのこと

① 勤務先の就業規則を確認する

厚生労働省の副業・兼業促進ガイドラインでは、副業禁止規定がある会社でも正当な理由なく禁止はできないとされている。ただし会社への事前確認は必須だ。電気工事士が会社に副業許可をもらう方法も参考に、トラブルなく始めよう。

② 確定申告の準備をする

副業収入が年間20万円を超えると確定申告が必要だ。月2万円以上稼ぐならすぐに帳簿をつけ始める。交通費・工具代・通信費は経費に計上できる。

③ 賠償責任保険への加入を検討する

診断中に誤って機器を壊してしまうリスクがある。個人事業向けの賠償責任保険(年間10,000〜30,000円程度)に加入しておくと安心だ。

電気代診断×AIで効率を2倍にする方法

診断レポートの作成にChatGPTを活用すると、作業時間を大幅に短縮できる。

測定データを入力して「この家庭の節電提案を3つ箇条書きで作ってください」と指示するだけでドラフトが完成する。仕上げに現場で気づいた情報を加筆すれば、10分でプロ品質のレポートになる。

電気工事士がAIを活用した副業で稼ぐ方法では、ChatGPTを使った業務効率化の具体的な手順を解説しているので、合わせて読んでおくといい。

よくある質問(FAQ)

Q. 電気代診断サービスに特別な資格は必要ですか?

A. 診断・提案だけなら資格は不要だ。ただし分電盤の点検や絶縁抵抗測定を行う場合は第二種電気工事士以上の資格が必要になる。工事を伴う場合は当然ながら電気工事士資格が必須だ。

Q. 最初の単価は5,000円でも安すぎませんか?

A. スタート時は実績・口コミを集める目的と割り切る。5件の実績が揃えば10,000〜15,000円に値上げしていい。最初に安くしすぎて継続するより、早期に値上げして品質を維持する方が長期的に収益が高くなる。

Q. 企業・店舗向け診断と個人宅向けでは何が違いますか?

A. 企業向けは測定箇所が多く、動力設備(200V機器)の計測も加わる。レポートも経営者向けに投資対効果の数字が求められる。単価は高いが準備と説明に時間がかかる。最初は個人宅で慣れてから企業向けに拡大するのがおすすめだ。

Q. 診断で節電効果が出なかった場合はどうしますか?

A. 「既に十分な節電ができている」という診断結果自体が価値だ。お客様に「現状は適切な電力使用ができています」と伝えれば、それは安心を提供したサービスとして成立する。返金保証をつける必要はない。

Q. 診断後に工事受注につながる確率はどのくらいですか?

A. 18年の経験と副業実績から見ると、診断後に何らかの工事に発展する確率は約40〜50%だ。特にLED交換・エアコンクリーニング・分電盤交換の提案は成約しやすい。診断1件から平均で1.4件の工事受注につながると見込んでいい。

✍️ 著者プロフィール

電気工事士歴18年。大阪を中心に年間200件以上の電気工事を担当。第一種電気工事士・認定電気工事従事者の資格保有。現場で得た実体験をもとに、電気工事に関する情報を発信しています。

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