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電気工事士がYouTubeで副業収入を得られるのか?結論から言う。正しいチャンネル設計をすれば、月3万〜10万円の収益は現実的に狙える。この記事では、チャンネル開設から収益化までの具体的なロードマップを解説する。
電気工事士がYouTubeで副業を始めるべき理由
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電気工事士の現場スキルは、YouTubeコンテンツとして強い武器になる。理由は3つある。
①専門知識が「希少コンテンツ」になる
「コンセント交換の手順」「分電盤の見方」「電気工事士試験の実技コツ」。こうした動画は需要があるのに、作り手が少ない。一般人には撮れない現場映像が差別化になる。
②初期費用がほぼゼロ
スマホ1台あれば始められる。現場道具はすでに持っている。追加投資は三脚(2,000〜5,000円)程度でOK。
③収益が「寝ている間も入る」
現場仕事は時間を売る副業だ。YouTubeは違う。一度投稿した動画が半永久的に再生され、広告収益が積み上がる。休日にできる副業で月3万円稼ぐ方法と組み合わせることで、収入の柱を複数持てる。
2026年版|電気工事士YouTubeチャンネルの収益目安
まず現実的な数字を把握しておこう。
| チャンネル規模 | 月間再生数 | 広告収益の目安 |
|---|---|---|
| 収益化直後(1,000人) | 2〜5万回 | 月3,000〜8,000円 |
| 成長期(5,000人) | 15〜30万回 | 月1.5万〜4万円 |
| 安定期(1万人〜) | 50〜100万回 | 月5万〜15万円 |
電気系の動画はCPM(1,000回再生あたりの単価)が比較的高い。工具・電材の広告主が多いためだ。相場はCPM300〜800円程度。一般的なエンタメ系動画(CPM100〜200円)より有利だ。
チャンネル設計の4ステップ|最初の方向性が収益を決める
📖 参考書・テキスト
ステップ1:ターゲットを1人に絞る
「電気工事士全員向け」のチャンネルは伸びない。ターゲットを絞ること。例えば以下のどれかに決める。
- 電気工事士2種の試験を受ける人
- DIYで電気工事を学びたい一般家庭の人
- 現場経験を積みたい若手の電気工事士
- 転職・独立を考えている電気工事士
ターゲットが決まると、動画の内容・タイトル・サムネが全部決まる。最初の10本の動画テーマも迷わなくなる。
ステップ2:チャンネルの「柱テーマ」を3つ決める
例えばターゲットを「電気工事士2種の受験生」にした場合、柱テーマはこうなる。
- 柱①:筆記試験の解説(計算問題・法規)
- 柱②:実技試験の手順動画(候補問題1〜13番)
- 柱③:合格後の就職・キャリアアドバイス
この3本柱で動画を回すと、チャンネル全体に統一感が出る。アルゴリズムにも評価されやすい。
ステップ3:最初の30本は「SEO動画」だけ投稿する
SEO動画とは、検索されるキーワードで作る動画だ。例えば以下。
- 「電気工事士2種 実技 候補問題1番 解説」
- 「コンセント交換 やり方 初心者」
- 「分電盤 ブレーカー 落ちた 原因」
最初はバズを狙わなくていい。検索からコツコツと再生数を積み上げる。30本投稿した時点で月間5,000〜1万回再生が目標だ。
ステップ4:収益化条件を把握して逆算する
2026年現在のYouTube収益化条件は以下の通り。
- チャンネル登録者数:1,000人以上
- 直近12ヶ月の総再生時間:4,000時間以上
週1本投稿なら、平均的に達成まで8〜12ヶ月かかる。週2本なら5〜7ヶ月に短縮できる。
18年の現場経験から気づいた「電気工事士YouTubeの強み」
実際に私が現場でよく受ける質問がある。「ブレーカーが何度も落ちるんだけど、なんで?」というものだ。18年の経験から言うと、この質問は一般の方には答えられない。でもプロの電気工事士には即答できる。
こういった「現場の当たり前」が、視聴者には宝の情報になる。私が試しに「ブレーカーが頻繁に落ちる4つの原因」という動画を知人のチャンネルで撮影したとき、3ヶ月で2.3万回再生された。難しい編集も不要だった。
また、電気工事士がブログで副業収入を得る方法と組み合わせると相乗効果が大きい。YouTube動画をブログに埋め込むと、SEO評価が上がり双方のアクセスが増える。
広告収益以外の収益源|月収10万円超えを狙う3つの柱
YouTube広告だけに頼るのはリスクがある。収益を3本柱にすることが重要だ。
収益柱①:アフィリエイト(工具・参考書)
動画の概要欄にAmazonアソシエイトリンクを貼る。おすすめの工具や参考書が売れると報酬が入る。電気工事士向けの工具(ホーザン・マーベルなど)は単価3,000〜30,000円。成約率1〜3%でも月1万〜3万円稼げる。
収益柱②:有料コンテンツ販売
チャンネル登録者が3,000人を超えたら、noteやBrain(情報販売プラットフォーム)で有料コンテンツを売る。「電気工事士試験 実技完全攻略PDF」を2,980円で販売し、月50部売れると月14.9万円になる。
収益柱③:企業からの案件受注
登録者1万人を超えると、電材メーカーや工具メーカーから案件依頼が来る。1本5万〜20万円の動画案件が現実的になる。電気系のニッチなチャンネルでも、1万人で案件が来た事例は多い。
動画1本を撮影・投稿するまでの時間とコスト
副業として続けるには、1本あたりの制作コストを把握することが大切だ。
| 作業 | 所要時間(目安) |
|---|---|
| 構成・台本作成 | 30〜60分 |
| 撮影 | 30〜90分 |
| 編集(カット・テロップ) | 1〜3時間 |
| サムネ作成・投稿 | 30〜60分 |
| 合計 | 3〜5.5時間/本 |
慣れてくると1本3時間以内で完成する。週1本なら週3時間の副業だ。現場仕事のあと夜に少しずつ作業できる量だ。
収益化達成後の時給換算はどうなるか。例えば月4万円の収益を月あたり12本投稿(3時間×12本=36時間)で稼いだ場合、時給換算で約1,111円。これは稼ぎ始めの段階だ。過去動画が増えると1本あたりの収益が増え、実質的な時給は年々上がっていく。
電気工事士の副業請負単価の相場と時給換算と比べると、現場副業の時給は2,500〜4,000円が相場。最初はYouTubeの時給は低いが、動画資産が積み上がるほど逆転する可能性がある。
収益化達成までの12ヶ月ロードマップ
0〜3ヶ月:チャンネル立ち上げ期
- チャンネル開設・アイコン・バナー作成
- 週1〜2本のペースで動画投稿開始
- SEOキーワードを意識したタイトル設計
- 目標:登録者100人・動画12〜24本
4〜6ヶ月:データ分析・改善期
- YouTubeアナリティクスで再生維持率を確認
- クリック率(CTR)が低い動画のサムネを改善
- 伸びた動画の「型」を他のテーマに応用
- 目標:登録者500人・月間再生1万回
7〜9ヶ月:収益化条件クリア期
- 登録者1,000人・総再生時間4,000時間を目指す
- 概要欄のアフィリエイトリンクも整備開始
- コメント返信でファンとの関係を構築
- 目標:収益化申請・月収3,000〜8,000円
10〜12ヶ月:収益拡大期
- 登録者3,000人を目指して投稿ペースを維持
- 有料コンテンツ(note等)の販売開始
- ブログとのクロスメディア展開を始める
- 目標:月収1万〜5万円(広告+アフィリエイト)
副業YouTubeを始める前に確認すること
会社の就業規則を確認する
副業を禁止している会社もある。YouTubeは「個人としての情報発信」だが、収益が発生すれば副業に該当する。副業許可を会社からもらう方法を事前に確認しておこう。厚生労働省の副業・兼業促進ガイドラインでも、副業は原則自由とされている。
確定申告が必要になる
YouTube収益が年間20万円を超えると確定申告が必要だ。Googleから支払われる広告収益は「雑所得」として計上する。副業の確定申告が必要なケースと節税方法を確認しておくと安心だ。
現場の撮影には許可が必要
施主の家や施設内を撮影する場合、必ず許可を取ること。個人情報・建物情報の流出は信頼失墜につながる。自宅での実演動画から始めるのが無難だ。
よくある質問(FAQ)
Q. 電気工事士がYouTubeを始めるのに特別な機材は必要ですか?
A. スマートフォン1台で十分です。最初は三脚(2,000〜5,000円程度)だけ追加すれば撮影できます。画質よりも「内容の専門性」と「話の分かりやすさ」の方が視聴者に評価されます。カメラや照明にお金をかけるのは登録者1,000人を超えてからでも遅くありません。
Q. 収益化まで何本の動画が必要ですか?
A. 明確な本数の基準はありませんが、週1〜2本のペースで投稿した場合、50〜80本程度で収益化条件(登録者1,000人・再生時間4,000時間)に到達するケースが多いです。SEO動画を中心に投稿し、1本あたり平均10分の動画なら4,000時間÷10分=約2,400再生が必要。50本で割ると1本あたり480回再生が目安です。
Q. 顔出しは必須ですか?
A. 必須ではありません。手元だけを映した「手元解説動画」でも十分に伸びます。実際に電気工事の実技解説チャンネルでは、顔出しなしで登録者5万人を超えているケースもあります。顔が映らなくても「声」と「作業の様子」で専門性は十分に伝わります。
Q. YouTube収益に確定申告は必要ですか?
A. 給与所得者(会社員の電気工事士)の場合、YouTube収益が年間20万円を超えると確定申告が必要です。Googleからの収益は「雑所得」として申告します。撮影機材や編集ソフトの費用は経費として計上できるため、収益が出始めたら領収書を必ず保管してください。
Q. 電気工事の現場映像を撮影してもよいですか?
A. 施主(お客様)の建物を撮影する場合は必ず事前許可が必要です。住所・表札・室内の個人情報が映り込まないよう注意してください。許可取得が難しい場合は、自宅や練習用ボードで実演撮影する方法が安全です。現場映像より「再現実演動画」の方が視聴者にも分かりやすく評価されるケースも多いです。
✍️ 著者プロフィール
電気工事士歴18年。大阪を中心に年間200件以上の電気工事を担当。第一種電気工事士・認定電気工事従事者の資格保有。現場で得た実体験をもとに、電気工事に関する情報を発信しています。