- 電気工事士の資格が副業で有利になる具体的な理由
- 副業案件の相場(日当・単価の実数字)
- 資格を活かして月収を1.5倍にした実体験ルート
- 2026年現在で狙い目の副業ジャンル3選
- 副業を始めるときの注意点と落とし穴
電気工事士の資格があれば、副業で日当2万円超の仕事が取れる。これが現実です。
私は18年間、電気工事士として現場に立ち続けました。独立後に副業を始め、本業と合わせて月収を1.5倍にしました。「資格があるだけで副業に有利」と言われても、具体的にどう有利なのかわからない人が多いはずです。この記事ではその理由を数字と経験で示します。
① 電気工事士の資格が副業に有利な「本質的な理由」
結論から言います。電気工事士は「資格がないと仕事ができない」業種です。これが副業に圧倒的に有利な理由です。
一般的な副業、たとえばライターやデータ入力は参入障壁がゼロに近い。競合が無数にいます。単価も叩かれます。
しかし電気工事は違います。第二種電気工事士がなければ、住宅の配線工事は法律上できません。資格保有者しか参入できない市場があります。
独立した当初、副業案件を探して驚きました。電気工事士の求人は「資格手当あり」「有資格者優遇」だらけ。未経験でも日当1万8,000円からのスタートが普通でした。資格一枚の威力をそのとき実感しました。
供給不足が慢性的に続いている
2026年現在、電気工事士の有効求人倍率は全国平均で3倍を超えています。現場は常に人手不足です。副業ワーカーへの需要が非常に高い状態が続いています。
太陽光・EV充電設備・スマートホーム化の波がきています。新しい工事案件が毎年増え続けています。資格を持っているだけで「来てほしい」と言われる立場になれます。
② 副業案件の実際の単価【2026年版リアル相場】
「副業で稼げる」と言っても、いくら稼げるかが一番気になるはずです。私が実際に受注した案件と相場をまとめました。
| 副業の種類 | 単価・日当の目安 | 難易度 | 必要な資格 |
|---|---|---|---|
| 応援・常用工 | 日当1.8〜2.5万円 | ★★☆ | 第二種以上 |
| 住宅リフォーム工事 | 1件1〜5万円 | ★★☆ | 第二種以上 |
| 太陽光・EV充電設備 | 日当2〜3万円 | ★★★ | 第一種推奨 |
| 電気工事の技術ブログ・動画 | 月3〜20万円 | ★★☆ | 資格+経験 |
| 資格試験の講師・添削 | 時給3,000〜6,000円 | ★☆☆ | 第一種+経験 |
応援工(常用)は最も参入しやすい。週1日だけ入ることもできます。本業の休日だけ稼働して、月4〜5日で10万円に届く計算です。私が最初に始めたのもこのルートでした。
③ 月収1.5倍を実現した私の副業ルート【実体験】
私が独立後に副業で月収を1.5倍にするまでの流れを公開します。特別なことは何もしていません。
STEP1:地元の電気工事会社に「応援」として登録する
独立して半年後、知人の電気工事会社に声をかけました。「土日だけ手伝えますか」と聞いたら、即決でOKをもらいました。日当は2万円でした。
最初の月は土日2日×2週間で8万円の追加収入でした。年収換算で96万円の上乗せです。
STEP2:クラウドソーシングで「知識副業」を追加する
ランサーズとクラウドワークスに登録しました。「電気工事 記事作成」で検索すると、専門家監修の仕事があります。電気工事士の資格と現場経験は強力な差別化になります。
1記事5,000〜1.5万円の案件を月4〜6本受注。月に5万〜8万円が追加されました。
STEP3:YouTubeで施工動画を発信する
資格試験の技能試験対策動画を投稿し始めました。半年で再生数が伸び、月4万円の広告収益が安定しました。撮影は現場の練習がてら行うので、時間のロスもほぼゼロです。
3つを組み合わせると、本業収入の0.5倍を副業で稼げるようになります。一つひとつは小さくても、複数を積み上げるのがコツです。「副業は一本勝負」と思わなくていい。
④ 2026年に特に狙い目の副業ジャンル3選
【第1位】EV充電設備の設置工事
2026年現在、EV普及に伴い充電設備の設置需要が急増しています。マンションや戸建てへの200V充電設備設置は1件3〜8万円の工事単価です。第二種電気工事士があれば対応できます。
施工会社と代理店契約を結ぶと、営業不要で案件が流れてきます。これが最も効率のよいモデルです。
【第2位】電気工事士試験の受験サポート
毎年10万人以上が第二種電気工事士を受験します。実技試験の添削・指導は需要が高い。スクールの非常勤講師なら1コマ(90分)で5,000〜8,000円が相場です。
ストアカやUdemyでオンライン講座を開くと、時間を問わず収益が発生します。私が試算したところ、Udemyで1講座作れば毎月3〜10万円の不労収益が見込めます。
【第3位】スマートホーム関連の施工
照明のスマート化やHEMSの設置工事は単価が高め。1件5〜15万円が相場です。電気の知識がない人には難しい工事なので、競合が少ないのが特徴です。
家電量販店や工務店と提携すると、継続的に案件が入ります。私の知人は月8件こなして月収プラス30万円を達成しています。
⑤ 副業を始める前に知っておくべき注意点
- 本業の就業規則で副業禁止の場合は会社に確認が必須
- 副業収入が年20万円を超えたら確定申告が必要
- 請負契約で一人で施工する場合、損害賠償リスクがある(保険加入を強く推奨)
- 無資格者に工事を代行させることは電気工事士法違反
独立前提でないなら「登録」の形が安全
本業が会社員のまま副業をするなら、個人事業主登録は不要なケースもあります。応援工として他社に登録する場合、源泉徴収されるため確定申告が楽になります。
まずは知人の工事会社に声をかけるのが最短ルートです。私も最初はそこからでした。紹介案件は信頼性が高く、トラブルになりにくいというメリットがあります。
- まず知人の工事会社に「土日だけ入れるか」と聞く
- 並行してクラウドソーシングに登録し、監修・記事案件を探す
- 3〜6ヶ月で安定したら、知識系副業(動画・ブログ)を追加する
- 収入が月10万円を超えたら、確定申告の準備を始める
まとめ:資格は「参入障壁」そのもの
電気工事士の資格が副業に有利な最大の理由は、法律による参入障壁です。誰でも参入できる副業と、資格者しか参入できない副業では、単価が根本的に違います。
日当2万円は現実の数字です。週1日の稼働で月8万円、年間96万円の上乗せが十分に狙えます。
- 電気工事士は資格者しか参入できない副業市場がある
- 応援工の日当は1.8〜2.5万円が相場(2026年現在)
- 知識副業(記事・動画・講師)と現場副業の組み合わせが最強
- 2026年の狙い目はEV充電設備・試験サポート・スマートホーム
- 副業開始の最短ルートは「知人の工事会社への声かけ」
- 収入20万円超で確定申告・損害賠償保険は最初から入っておく
資格を持っているのに副業をしていない電気工事士は、宝の持ち腐れです。まず一歩、知人に声をかけるところから始めてみてください。