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電気工事士が会社に副業許可をもらう方法【交渉の進め方を現場18年が解説】

電気工事士が会社に副業許可をもらう方法【交渉の進め方を現場18年が解説】

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副業をやりたいが会社に許可を取る方法がわからない、という電気工事士は多い。結論から言うと、交渉のタイミングと伝え方を間違えなければ、許可が下りるケースは思った以上に多い。この記事では現場18年の経験と、実際に許可交渉を成功させた同業者の事例をもとに、具体的な手順を解説する。

📋 この記事でわかること

  • 副業許可交渉に最適なタイミング
  • 上司・会社が許可しやすい「伝え方の型」
  • 言ってはいけないNGワードと言い換え例
  • 許可が下りなかった場合の現実的な選択肢
  • 許可なしで副業した場合のリスクと対策

なぜ副業禁止でも許可が下りることがあるのか

就業規則に「副業禁止」と書いてあっても、法的には会社が従業員の副業を完全に禁止する権限はない。厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(2018年策定・2022年改定)では、副業・兼業を原則認める方向が示されている。

会社が副業を制限できるのは「本業に支障が出る場合」「会社の利益を損なう競業行為」「会社の信用を傷つける行為」の3つに限られる。土日に個人で電気工事の副業をする行為は、このどれにも該当しない。交渉の場でこの事実を丁寧に伝えることが許可獲得の鍵だ。

🔧 現場からのひとこと

同期の電気工事士が副業許可を申請した時、上司の第一声は「うちは副業禁止だよ」だったそうだ。でも「土日のみ、本業と競合しない個人工事です」と伝えたら1週間後に許可が下りた。会社側も「禁止」の根拠が曖昧なケースが多い。交渉してみる価値は必ずある。

副業許可交渉の最適なタイミング【3つのベストタイミング】

⚡ 許可が下りやすい3つのタイミング

  1. 人事評価面談の直後:「良い評価をもらえた直後」は上司の心理的なガードが下がる。「おかげさまで今期は良い結果が出ました。一つ相談があるのですが」という流れが最も自然だ
  2. 大きな案件を完了した直後:貢献度が可視化された瞬間に話すと、上司は「この人の頼みなら」と思いやすい
  3. 会社の副業解禁ニュースが出た直後:大企業が副業解禁を発表したニュースを引用して「世の中的にもこういう流れですが、うちはいかがでしょうか」と話を切り出しやすい

上司に許可をもらいやすい「伝え方の型」

副業許可を取れる人と取れない人の差は、ほぼ「伝え方」にある。会社が心配するポイントを先に潰してから話すのがコツだ。

会社が心配するポイント 先に伝えるべき言葉
本業に支障が出るのでは? 「土日のみで、平日の業務に一切影響しません」
会社の仕事を横流しするのでは? 「会社の取引先・顧客とは完全に無関係の個人案件のみです」
会社の評判に影響するのでは? 「個人名義で行うため、会社名は一切出しません」
労災・事故の責任問題は? 「個人事業主として労災特別加入に自費で加入します」

📝 実際に使える申請メール文例

件名:副業(個人工事)に関するご相談

○○課長

お疲れ様です。○○です。
一点ご相談があり、ご連絡いたします。

休日(土日)を利用して、個人で電気工事の小規模案件を
受注することを検討しております。

・稼働日:土日のみ(平日業務への影響なし)
・対象:会社の取引先・顧客とは無関係の個人依頼
・会社名は一切使用しない個人名義での活動
・労災特別加入に自費で加入予定

就業規則に照らし、問題がないかご確認いただけますでしょうか。
ご都合のよい時間にご相談の機会をいただけますと幸いです。

○○

言ってはいけないNGワードと言い換え例

⚠️ 交渉を失敗させるNGワード

NGワード なぜNGか 言い換え
「給料が安いので」 会社への不満表明と受け取られる 「スキルアップと生活安定のため」
「もう始めてしまっているが」 既成事実は信頼を損なう 「始める前にご相談したくて」
「権利なので許可は不要では」 対立姿勢は許可を遠ざける 「念のためご確認いただきたくて」
「月○○万円稼ぎたい」 副業への熱量が伝わり本業への懸念を生む 金額は聞かれるまで言わない

許可が下りなかった場合の選択肢

丁寧に交渉しても許可が下りないケースはある。その場合の現実的な選択肢は3つだ。

⚡ 許可が下りない場合の3択

  1. 年間20万円以下に抑えて始める:副業収入が年間20万円以下なら確定申告不要。会社に発覚するリスクが大幅に下がる。住民税の普通徴収を選べばほぼバレない
  2. 副業に理解のある会社に転職する:副業を公式に認めている電気工事会社・設備会社は増えている。転職サイトで「副業OK」フィルターをかけると候補が見つかる
  3. 独立・フリーランスを目指す:副業の実績を積みながら、将来的に独立して制約なく稼ぐ道を選ぶ。副業期間は独立に向けたトレーニング期間と捉える

✅ この記事のまとめ

  • 副業禁止規定でも交渉次第で許可が下りるケースは多い
  • 最適なタイミングは「評価面談直後」か「大型案件完了直後」
  • 会社の4つの懸念を先に潰してから話すのが許可獲得の鍵
  • NGワードは「給料が安いので」「もう始めてしまっている」
  • 許可が下りない場合は年20万円以下・転職・独立の3択がある

副業と確定申告の関係は「電気工事士の副業で確定申告【手順・経費・バレない方法を解説】」もあわせて読んでほしい。


❓ よくある質問

Q: 電気工事士の副業で最も許可が下りやすい職種は何ですか?
A: 同業他社での勤務より、講師業や資格取得指導など「直接競合しない業種」の方が許可が下りやすい傾向です。会社の利益を害さないことが重要です。
Q: 副業許可交渉で『給与が足りない』と理由にしてもいいですか?
A: 避けた方が無難です。代わりに『スキル向上』『キャリア形成』といった前向きな理由を伝えると、上司の印象が良くなり許可が下りやすくなります。
Q: 許可なしで副業がバレた場合、クビになる可能性はありますか?
A: 就業規則違反で懲戒処分を受ける可能性があります。ただし即クビは難しく、減給や配置転換が現実的。後々のトラブルを避けるため事前許可が重要です。
Q: 許可交渉で何回も断られた場合、どうすべきですか?
A: 別会社への転職を検討するのも現実的な選択肢です。副業を重視するなら、許可する企業への転職により自由度が大きく向上します。

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