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第二種電気工事士の副業の実態【稼げる仕事・稼げない仕事】
この記事でわかること
- 第二種電気工事士でできる工事・できない工事の具体的な一覧
- 副業で稼げる工事ジャンルTOP5(リアルな単価つき)
- 第二種だけで達成できる月収の現実と第一種との収入差
- 第二種副業でよくある失敗パターンと対策
- 副業を長期的に安定させるための仕事の組み合わせ方
「第二種電気工事士だけで副業できるの?」という疑問に、結論から答えます。できます。しかも副業で稼げる工事の大半は第二種で対応できます。
副業電工がこの記事を書いているのは、自分自身が失敗と遠回りを繰り返してきたからです。電工の副業を始める前、FXで一発逆転を狙っていた時期がありました。迷晴れFXというコンテンツで徹底的に勉強し直したり、手法を変えたり、ノートに分析を書き続けたりしました。でも結局は挫折しました。FXに費やした期間は合計3年。時間もお金も消えました。その3年間があったからこそ、「手に職で稼ぐ副業の再現性」というものを今は心から信じています。資格があれば仕事がある。工事ができれば報酬が入る。この単純な構造が、どれだけ精神的に安定するかを骨身にしみて知っています。
この記事では、第二種で稼げる仕事・稼げない仕事の違いと、実際の月収・第一種との収入差を現場の数字で解説します。資格を取ったばかりの方も、すでに副業を始めているけど収入が伸び悩んでいる方も、ぜひ最後まで読んでください。
第二種電気工事士でできる工事・できない工事【工事範囲を正確に把握する】
第二種電気工事士の工事範囲は「一般用電気工作物」に限定されます。これは法律で明確に定められており、範囲外の工事を行った場合は無資格工事として電気工事士法違反になります。副業を始める前に、自分がどの工事を受けられてどの工事を受けてはいけないのかを、正確に頭に入れておくことが最重要です。「なんとなくできそう」という感覚で仕事を受けることが、最大のリスクです。
一般用電気工作物とは、主に電力会社から低圧(600V以下)で電気の供給を受ける場所の電気設備を指します。具体的には、一般住宅・アパート・マンション(低圧受電)・小規模店舗などが該当します。これらは副業の主戦場であり、需要も非常に多い。実際、副業案件の9割はこのカテゴリに収まります。
一方、第一種電気工事士が必要になるのは「自家用電気工作物」と呼ばれる施設です。最大電力500kW未満の工場・ビル・病院・大型スーパーなどが該当します。さらに、高圧受電設備(6,600V)の工事は第一種でも電気主任技術者の監督下での作業が必要になるケースがあります。副業初心者が間違えやすいのが「大きそうなマンション」の案件です。外から見て大きくても、低圧受電であれば第二種の範囲内です。一方、高圧受電しているマンションの共用部の工事は第二種ではできません。契約電力と受電方式を一般的に確認する習慣をつけましょう。
以下に、よく副業案件として出てくる工事の種別ごとに第二種・第一種の対応可否をまとめます。
| 工事の種類 | 第二種 | 第一種 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 戸建て住宅の電気工事全般 | ○ | ○ | 副業の主戦場 |
| マンション・アパートの電気工事 | ○ | ○ | 低圧(600V以下)のみ |
| エアコン取り付け・専用コンセント増設 | ○ | ○ | 副業で最も需要が高い |
| EV充電器設置(住宅用・低圧) | ○ | ○ | 需要急増中・高単価 |
| コンセント増設・照明交換 | ○ | ○ | 通年で安定した需要 |
| 小規模店舗(600V以下)の電気工事 | ○ | ○ | カフェ・美容室など |
| LAN・情報配線工事(配管部分) | ○ | ○ | 配線部分は電工資格不要の場合も |
| 大型ビル・工場の電気工事(自家用) | × | ○ | 最大電力500kW未満の施設 |
| 高圧受電設備(6,600V)の工事 | × | ○ | 第一種必須 |
| 業務用エアコン(大型・高圧) | × | ○ | 施設規模による |
この表を見てわかるとおり、第二種でも副業として需要のある工事の大半はカバーできます。「第一種がないと稼げない」という思い込みは、少なくとも副業の文脈では不要です。副業で月10万〜20万円を目指す段階では、第二種の範囲で十分すぎるほど仕事があります。
ただし、第一種を取得するメリットがゼロというわけではありません。取得すれば対応できる案件の幅が広がり、単価交渉でも有利になります。特に「工場の保全業務を副業で受けたい」「大型施設のメンテナンス案件を狙いたい」という場合は、第一種の取得が現実的なステップになります。第二種で副業収入を月15万円以上安定させた段階で、第一種の取得を検討するのがおすすめのタイミングです。第一種の試験には実務経験(3年以上)が必要になるため、早めに計画を立てておくことが重要です。
工事範囲の把握は、稼ぐためだけでなく、法的なリスクを避けるためにも不可欠です。副業は本業を守りながらやるものです。無資格工事のリスクを冒して本業のキャリアまで失うことだけは、基本的に避けてください。
第二種で稼げる工事ジャンルTOP5と月収の現実【単価・需要・戦略を徹底解説】
第二種の範囲内で、単価が高くて需要が多い工事ジャンルを5つ紹介します。どれか1つに絞って専門性を高めると、単価交渉もしやすくなります。最初から全部やろうとすると中途半端になりがちなので、まずは1ジャンルで実績を作ることを意識してください。
1位:エアコン取り付け(繁忙期の稼ぎ頭)
1台あたりの単価は8,000〜18,000円(直接受注の場合)です。量販店の下請けに入ると単価は下がりますが、案件数は安定します。直接受注できれば1台15,000円前後が相場で、専用コンセント増設をセットで受注すれば1件あたりの単価が1.5〜2倍になります。
繁忙期(6〜8月)は需要が一気に集中します。この時期に土日だけフル稼働すれば、月20〜28万円の副収入も現実的な数字です。1日3〜4台こなせれば、土日2日間で6〜8台。1台平均12,000円として、週末だけで72,000〜96,000円。これを1ヶ月繰り返せば計算が合います。
閑散期(10〜3月)は依頼が減りますが、ゼロにはなりません。冬の暖房需要でエアコン交換や修理の問い合わせが来ます。この時期をどう乗り切るかが副業安定化のカギです。副業電工自身、副業を始めた最初の2年間はエアコン取り付け一本でやっていました。繁忙期は稼げるけど、閑散期は収入がほぼゼロになる。その苦い経験が、複数ジャンルを掛け持ちする戦略につながりました。
2位:EV充電器設置(2026年以降の最注目ジャンル)
1件あたりの単価は30,000〜80,000円です。工事内容によって幅がありますが、住宅の車庫に200V充電コンセントを増設する工事であれば、材料費込みで40,000〜60,000円が現実的な受注単価です。EV普及に伴い、住宅向け充電器の需要は急増しています。国の補助金制度(※申請条件は毎年更新されるため最新情報を確認)も後押しし、個人宅からの問い合わせが増えています。
第二種の資格があれば住宅用(低圧)のEV充電器設置工事はすべて対応可能です。競合がまだ少ないうちに実績を積んで口コミを作れば、高単価案件が安定的に入ってくる仕組みができます。エアコン副業の閑散期対策として組み合わせると、年間収入の安定に直結します。エアコンをメイン、EV充電器をサブにした「二刀流」で副業年収を最大化するのが、副業電工が現時点で最もおすすめする組み合わせです。
3位:コンセント増設・照明交換(通年で安定した需要)
1件あたりの単価は8,000〜20,000円です。1件あたりの作業時間は30分〜2時間で完結する小工事が多く、移動時間を含めても1日3〜4件こなせます。季節の影響を受けにくく、通年で安定した依頼が来るのが最大のメリットです。
くらしのマーケットやジモティー、ユアマイスターなどのプラットフォームに登録すると、個人宅からの依頼が継続的に入ります。最初は低評価リスクを避けるために丁寧な施工と丁寧なコミュニケーションを心がけることが、レビューを積み上げる最短ルートです。レビューが10件を超えると、プラットフォーム内での露出が上がり、問い合わせが増えていきます。
4位:LAN・情報配線工事(単価が上がりやすい)
1件あたりの単価は15,000〜40,000円です。テレワーク普及で自宅のLAN環境を整える需要が高まっています。電気工事士の資格が不要な作業も多いですが、コンセント増設・配管工事・壁内配線が絡む部分は電気工事士しかできません。ここを売りにすることで、「LANだけの業者」との差別化になり、単価を上乗せできます。
電気工事とLAN工事をセットで請け負える業者は需要があります。IT機器に詳しい知り合いや電気通信工事の業者と組んで、協力関係を作ると案件の幅が広がります。
5位:スマートホーム設備の設置(将来性が高い)
1件あたりの単価は20,000〜60,000円です。スマートロック・スマート照明・スマートカメラの設置工事で、配線工事が絡む部分は電気工事士が必須です。2026年以降に需要が急拡大するジャンルで、今から実績を作っておくことが競合優位につながります。施主が高所得層であることが多く、追加工事の単価も取りやすい傾向があります。
月収の現実と第一種との収入差
第二種で副業を始めた場合の月収の現実をまとめます。あくまでも目安ですが、現場で見てきた数字をベースにしています。
- 副業開始初期(0〜3ヶ月):月3万〜5万円。最初は案件を探す手間と施工ミスへの不安でペースが上がらない。この時期に諦める人が多い。
- 軌道に乗り始め(4〜6ヶ月):月7万〜12万円。口コミやレビューが積み上がり、問い合わせが自然に来るようになる。
- 安定期(1年以降):月15万〜25万円。繁忙期はさらに上乗せ。エアコン+EV充電器の二刀流で安定。
第一種を取得した場合の収入差は、副業の段階では月3万〜8万円程度の差になることが多いです。ただし、本業での昇給・昇格・転職への影響も加味すると、生涯年収での差は大きくなります。副業月収を20万円超えてから取得を検討するのが現実的なルートです。
副業でよくある失敗パターン
電工仲間の中には、エアコン副業やMLM(ネットワークビジネス)で稼いでいると言っている人もいます。ただ、失敗した話は誰もしません。SNSでも飲み会でも、うまくいっている話だけが表に出てくる。副業の現実はそういうものだと思っています。だからこそ、副業電工は失敗も含めて全部発信していくことにしています。
よくある失敗パターンとしては以下が挙げられます。
- 失敗①:案件を選ばずに全部受ける:最初は断ることへの恐怖から何でも受けてしまいがちです。しかし、採算の合わない案件を受け続けると疲弊します。最低単価を決めて、それ以下は断る勇気が必要です。
- 失敗②:道具・材料への初期投資を軽視する:副業で必要な工具・材料の初期投資は最低でも10万〜20万円かかります。ここをケチると施工品質が落ち、評価が下がります。
- 失敗③:確定申告を甘く見る:副業収入が年20万円を超えた場合は確定申告が必要です。青色申告を選択すれば最大65万円の控除を受けられます。税務処理を後回しにすると、せっかく稼いだ収入が税金で大幅に消えます。
- 失敗④:一つのプラットフォームだけに依存する:くらしのマーケット1本だと、プラットフォームの規約変更や手数料改定で収入が急落します。複数のチャネルを並行して育てることがリスクヘッジになります。
- 失敗⑤:本業との両立計画を立てない:副業に熱中するあまり、本業のパフォーマンスが落ちて評価が下がるケースがあります。週あたりの副業時間を事前に決めて、本業を守ることが最優先です。
第二種副業を長期安定させるための戦略【仕事の組み合わせ方と収入の自動化】
副業を「単発の稼ぎ」で終わらせず、長期的に安定した収入源にするためには、仕事の組み合わせ方と情報発信の活用が重要になってきます。副業電工が今取り組んでいるのは、AIと自動化を使った副業の仕組み化です。現場仕事だけに依存すると、体が動ける間しか収入が入らない。自分の経験や知識をコンテンツ化して、寝ていても情報が届く状態を作ることが、次のステップだと考えています。過去にFXで3年無駄にした経験も、電工仲間の副業の実態も、全部コンテンツになります。失敗を全部糧にして這い上がる過程を全部発信していく。それがこのサイトのテーマです。
現場仕事の副業を安定させるための具体的な戦略は以下のとおりです。
戦略①:繁忙期と閑散期の収入バランスを設計する
エアコン取り付けは繁忙期(6〜8月)に収入が集中します。この期間に最大化した収入を閑散期に補完するために、EV充電器設置・コンセント増設・LAN工事などの通年需要がある工事を組み合わせます。理想的なポートフォリオは次のとおりです。
- 繁忙期(6〜8月):エアコン取り付けメイン → 月収20万〜28万円
- 中間期(4〜5月・9〜10月):エアコン+コンセント増設 → 月収12万〜18万円
- 閑散期(11〜3月):EV充電器+LAN工事+スマートホーム → 月収8万〜15万円
このバランスで年間を通じると、副業年収は150万〜250万円のレンジに収まることが多いです。もちろん稼働日数や受注単価によって上下しますが、目標設定の目安として参考にしてください。
戦略②:プラットフォームと口コミの両輪で集客する
副業の集客は大きく「プラットフォーム経由」と「口コミ経由」に分かれます。最初の6ヶ月はくらしのマーケットやユアマイスターなどのプラットフォームを使って実績とレビューを積みます。その後、口コミで直接受注できる関係性が育ってくると、プラットフォームへの手数料(通常10〜20%)を節約でき、実質的な手取りが増えます。
また、Googleビジネスプロフィールに登録して地域名+「電気工事」でヒットするようにしておくと、地域密着の問い合わせが継続的に入ります。初期設定に1〜2時間かかりますが、その後は放置しても集客につながる仕組みになります。
戦略③:経費管理と税務処理を最初から正しくやる
副業収入が年20万円を超えたら確定申告が必要です。青色申告を選択すれば65万円の特別控除が受けられ、経費として計上できる範囲も広がります。工具・材料費・交通費・通信費・学習費用(資格取得の書籍・講座代)はすべて経費になります。最初からレシートを保管して、クラウド会計ソフト(freeeやマネーフォワードクラウド)で管理する習慣をつけると、確定申告時の手間が大幅に減ります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 第二種電気工事士だけで副業月10万円は本当に達成できますか?
A. 達成できます。エアコン取り付けのみでも、繁忙期(6〜8月)に土日フル稼働すれば月20万円超えも現実的です。閑散期はコンセント増設やEV充電器設置を組み合わせることで、通年の月平均を10万〜15万円に安定させることができます。ただし、最初の3〜6ヶ月は実績作りの期間なので、月3万〜5万円からのスタートになることが多いです。焦らず継続することが最重要です。
Q2. 副業で案件を受ける際に第二種で受けてはいけない工事の見分け方は?
A. 最も重要な確認点は「受電電圧」です。依頼が来た現場が「低圧(600V以下)」で受電しているかどうかを一般的に確認してください。戸建て住宅・小規模アパート・小規模店舗は基本的に低圧受電なので第二種の範囲内です。大型マンション・工場・大型スーパーは高圧受電の場合があり、その場合は第二種での工事は違法になります。不明な場合は「受電方式を確認させてください」と依頼主に聞いて、電力会社の検針票で確認するのが確実です。
Q3. 副業でエアコン取り付けを始めるにはどんな道具が必要ですか?初期費用はどれくらいかかりますか?
A. エアコン取り付けに必要な主な道具は、真空ポンプ・トルクレンチ・冷媒回収機(フロン法対応)・コア抜き機・各種電工工具などです。一式揃えると15万〜25万円の初期投資が必要になります。最初はレンタル工具を利用して初期費用を抑え、収入が安定してから自前の工具を買い揃えていく方法もあります。冷媒を扱う工事については「第一種フロン類充填回収業者」の登録も必要になるため、事前に確認が必要です。
Q4. 本業の会社に副業が バレないようにするにはどうすればいいですか?
A. 最も多い副業バレの原因は「住民税の増加」です。副業収入が年20万円を超えて確定申告をした場合、住民税が増加し、会社の経理担当者に気づかれることがあります。これを防ぐには、確定申告書の住民税の納付方法で「自分で納付(普通徴収)」を選択することで、副業分の住民税を会社経由ではなく自分で直接納付できます。また、就業規則で副業が禁止されている場合は、まず会社の規定を確認し、法的に問題のない範囲での活動にとどめることが必要です。
Q5. 第一種電気工事士はいつ取得すればいいですか?副業収入にどれくらい影響しますか?
A. 第一種の取得を検討する目安は、副業月収が安定して15万〜20万円を超えてからです。第一種を持つことで対応できる案件の幅が広がりますが、副業初期の段階では第二種の範囲で十分に稼げます。第一種の試験には第二種取得後3年以上の実務経験が必要です(一部免除あり)。収入面での影響は副業単体では月3万〜8万円程度の増加が見込まれますが、本業での評価・昇進・転職市場での価値向上も含めると長期的なリターンは大きいです。
Q6. 副業の確定申告をしないとどうなりますか?
A. 副業収入が年20万円を超えた場合、確定申告は義務です。無申告の場合、税務調査で発覚すると無申告加算税(通常15〜20%)と延滞税が課されます。さらに悪質と判断された場合は重加算税(35